共感の営業育成コンサルタント 前川あゆです。
私が住宅リフォームや法人向けの広告の営業でトップセールスで
あり続けた理由のひとつに
「女性客にどうやって買ってもらえるのか」を勉強して、研究して、
営業や接客の場で実践していたからというのがあります。
女性に一度気に入ってもらうと、リピートしてくれたり、クチコミもしてくれます。
また、女性はご主人やお子さんや親や親戚など自分以外のものも買うし
贈答品も買うなど男性よりも消費の決定権を握っていることが多くありました。
男性と女性の買い物はまったく違います。
その考え方や行動には真逆のこともあるほどです。
私自身もそうなんです。
先日、インターネットでワンピースを買いました。
ところが届いてみると、イメージしていたよりも派手だったので
「普段にはちょっと着れないな。どこに着ていけばいいのかな〜。パーティないかな」と
知人の前で話していたら、ある男性に
「えっ!目的もなく服を買ったの?」とすごく驚かれました。
そのあまりの驚きぶりに私が驚いたほどです...
男性は、服を買いに行くのは、必要な時です。
でも女性は、ふらっとお店に入ります。なんとなくインターネットを見てます。
その時に「あ!」という、衝撃的な出合いを感じることがあります。直感です。
それは、好きな色、好きな柄、好きな形、好きな素材、好きなブランド、など
何かのアンテナにヒットしたときです。
その時は金額が合えば買います。とにかく買うんです。
買ってから、届いてから、どこに来ていこうかな〜です。
オンナ友達と話していると
「値札がついたまま何年も着ていない服がある」という会話で盛り上がることがあります。
もちろん人それぞれの価値観によって違いはありますが、
衝動買いをするのは圧倒的に男性よりも女性です。
女性が目的もなく買い物をすることがあることは
営業や接客業の方にはぜひ知っておいてほしいです。
トークがまるで違ってきますよ。
そおいう意味では、お店に入ってすぐに聞かれる
「何かお探しですか?」はナンセンスだと思う。
「いえ、何も探してないです」と答えるしかないので。
もし探しているとしたら、お客様側から声をかけるでしょう。
まずは見てください。お客様を観察です。
何かを探しているのか、そうでないかは見てればわかります。
特に女性客の場合は、ゆっくり時間をかけて観察することをおすすめします。