お客さんの言う事を否定してはいけないと当初は思っていました。
特に趣味嗜好の部分においては人それぞれだから、プロであっても口をはさむべきではないと。
住宅リフォームの仕事をしていたときに、お客さんの選ぶ壁紙にちょっと違和感を感じましたが
何も言いませんでした。
すると完成後お客さんが「この壁紙変だわ。プロなら止めてくれたら良かったのに」
と言われたのです(!)
それからは、気になることは「私は●●って思います。なぜなら◇◇だからです」
と理由を説明したり、事例を出して自分の意見を伝えることにしました。
今まで我慢していたのですが、私の意見を聞いて気分を害する人はなく、
お客さんも再度考えることができるので逆に
「なるほど。参考にするわ。ありがとう」と喜ばれます。
その結果、お客さんが選択を変えないとしても、じっくり考えた結果だから
できた後の満足度があがることになったのです。