広告営業では、店頭での「待ち」ではなくて自分からお客さんを選ぶものでした。
通常、テレアポやとびこみ訪問など、片っ端から攻めていくのが常です。
でも、このやりかただとひどい断られ方をすることがありました。
怒鳴られるんですね。
「今、忙しい!」
「迷惑です!」
「必要ないね。どういう基準で選んでるの?」
などなど...。
私は打たれ弱いので、このようなことが続くと前に進めなくなります。
なんでこんなことになるのか?冷静に考えてみると、
必要のない人にすすめようとしているから、こうなる。
つまり完全なミスマッチなんです。
では、私を必要としている人はどんな人でどこにいるのか?
どんなアプローチなら迷惑がられずにすむのか?を考えることにしました。
そのためにしたことは、徹底的に相手を知るということです。
まずは他社で広告を出している会社を調べ、次にホームページをじっくり見ます。
特に社長の想いがのっている会社、その想いに共感できる会社を選びました。
広告を売る、買ってもらうのではなくて、
同じ想いを持てる方の役に立ちたいというスタンスで伝え、提案することにしたのです。
そのような営業をする人は多くないようで、
このやりかたにしてからは怒鳴られることはなくなりました。